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全日本ラリー選手権の2輪駆動部門が、佐賀県北部に位置する七山村周辺のターマックステージを舞台にした「ツール・ド・九州」でいよいよ開幕した。スタート会場周辺の桜が満開となる絶好のコンディションの中でスタートを迎えるラリーは、60台という多数のエントリーを集め、また三好秀昌選手のフェアレディZなど迫力あるラリーカーの走りを見ようと多くのギャラリーがSSに詰め掛けた。この日の九州地方は季節外れの暖かさで、気温は30℃にもなった。
ようやく迎えた開幕戦に気分も新たにスタートを切ったラリーは、まずAクラスでマーチとシティのバトルが繰り広げられ、ようやくステージにもラリーの熱気が戻ってきた。この熱気の中でBクラスのあとに、観客お目当てのCクラスのバトルが展開されるのだが、期待したZにいつもの精彩さがない。「実は想定してきた気温と、30℃というラリー本番の気温の差が大きくてタイヤが路面にマッチしなかった」という三好選手。トップ大庭選手から3〜4秒差を付けられ、いつものパフォーマンスを思う存分発揮できない。
こうしたセクション1前半の遅れを後半に取り戻そうとした矢先、SS5で原因不明のコースアウトを喫してサスペンションに大きなダメージを負ってしまう。何とかSSを走りきったものの競技続行は難しく、残念ながらゴール後にリタイアすることになった。
「今シーズンは優勝した大庭選手のパフォーマンスも上がり、これに対抗するZにはパワー的に苦しい部分もありますが、今回のトラブルをきちんと対策して四国で行われる次回のMACラリーに臨みたいですね」と三好選手。
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一方Aクラスでは最終セクションまで若槻幸次郎選手のマーチ(K11)がトップ争いを展開。優勝の期待も大きかったが、惜しくも届かず2位を獲得した。
2輪駆動部門第2戦「MACラリー」は、5月28〜29日に愛媛県松山市の南にある美川スキー場周辺のターマックステージで開催される予定だ。