TWIN-RING MOTEGI
1999.9.18-19

第3の勝者、ダイシンアドバンGTR 初優勝!


開催日1999年9月18日(土)〜9月19日(日)
イベント名スーパー耐久シリーズ第6戦
もてぎスーパー耐久レース
開催サーキットツインリンクもてぎ
天 候予選…曇、決勝…曇
出走(完走)45台(35台)
観客動員数7,800人

Result
順位 ドライバー マシン TIME
1 福山英朗/大八木信行 ダイシンアドバンGT-R 105LAP
2 竹内浩典/長谷見昌弘 日産プリンス千葉GTRファルケン 105LAP
3 小川日出生/細野智行/伊藤勝一 RSオガワADVANランサー 102LAP
4 牧口規雄/志村久 WAKO'S BMW M3 102LAP
5 デーブ岸/武井寛史/笠原昌二 RSオガワADVANランサー 101LAP
6 渋谷勉/清水和夫 アイフェルDLインプレッサ 101LAP
       
16 菊地靖/竹中正信 FALKEN★パルサー 100LAP
21 小林正吾/瀬野渉 ジャラーナADVANシルビア 99LAP

Race Report
【予選】
    予選日は、朝から雨が降ったり晴れたりと目まぐるしく変わる天候であり、14:15の予選開始時刻には、今にも雨が降り出しそうな曇天となった。

    各チーム共に、雨が降り出す前にタイムを出そうと早々にコースインし、アタックに入った。その中で#32 日産プリンス千葉GTRファルケンが2'04''914でトップに立った。これに対し、コース上でクリアラップを辛抱強く待った#23 プリンス東京フジツボGT−Rが30分を経過した頃にアタックし、0.27秒差でトップに立つ。しかし、これを見た #32 が終盤にアタックしポ−ルポジションを奪い返した。

    一方4クラスでは、ポイントランキング2位につけている #77 ギャザス・ドライダー・シビックに対し、0.152秒の差をつけ #87 FALKEN★パルサーがトップを奪った。

    また、本大会がデビュー戦となったS15 #31 ジャラーナADVANシルビアは、サスペンションセッティングが決まらず2クラス9位と結果はふるわなかったが、注目を集めていた。



【決勝】
    今期最多のエントリー数となった本大会であったが、混乱もなくきれいなスタートが切られた。

    序盤は、ポールポジションの #32 と #23 がそのまま1,2位をキープし3位以下を徐々に引き離していった。75LAP目、4位を走行していた #10 エンドレスアドバンGT−Rが電気系トラブルによりピットイン。修復に1時間弱を要し後退した。

    逃げる #32,#23 に対し、1回目の給油のためのピットイン後 #8 が追い上げを開始、#23 との差を徐々に縮めていった。60LAP目突然のエンジントラブルにより #23 がピットイン。完全に修復することは不可能と判断し、応急処置を施し完走ねらいの作戦をとった。

    75LAP前後に #8,#32が2回目の給油のためにピットイン。それまでの追い上げとピットタイムの差により、#8 がトップに立つ。その後も #8 はペースを落とすことはなく #32 との差を徐々に広げ、終盤には約20秒の差をつけ独走態勢になり、そのままトップでチェッカーを受け初優勝となった。

    4クラスは、予選トップの #87 がそのまま1位でスタートを切ったが序盤に #77 に抜かれ、その後は #52 5ZIGEN CIVICを交えての三つ巴の戦いとなった。レース中何度か順位の入れ替えのあった3台であったが結果的に #77 が1位となり、#87は惜しくも3位となった。

    予選で使用したタイヤを決勝スタートに使用しなければならない規則のため、予選でタイヤにダメージを与えてしまった #31 は、1LAPでタイヤ交換を余儀なくされた。その後はトラブルもなく順調に走りきり2クラス7位という結果でデビュー戦を終えた。