TI 400km
1999.6.13

R34 GT−R 上位独占!


1クラス 優勝 #23 プリンス東京フジツボ・GT-R
4クラス 3位 #87 FALKEN★パルサー
開催日99年6月13日
イベント名スーパー耐久シリーズ第4戦
TI 400km耐久レース
開催サーキットTIサーキット
天 候予選:曇り 決勝:曇り
観客動員数36,500名
出走台数(完走)41台(32台)


Result
順位 ドライバー マシン LAP
1 砂子智彦/山田英二 プリンス東京フジツボ GT-R 109
2 福山英朗/大八木信行 ダイシンアドバンGT-R 108
3 桧井保孝/和田久 日産アルティアGT-R 108
4 木下みつひろ/土屋武士 エンドレスアドバンGT-R 107
5 竹内浩典/田中哲也 日産プリンス千葉GT-Rファルケン 107
6 木下隆之/小幡栄 三菱プーマランサーエボY 105
16(3) 菊地 靖/竹中政信 FALKEN★パルサー 103

Race Report
【予選】

本大会も、第2戦と同様1DAYレースとしての開催された。1クラスでは、予選時間の半分を過ぎた頃からGT−R勢がアタックに入った。これに2クラスで他を寄せつけない速さを示している #11 三菱プーマランサーエボYをまじえラップごとにトップタイムが更新される展開となった。その中で、終了1分前の一発のアタックに賭けた #23 プリンス東京フジツボGT−Rが、#32 日産プリンス千葉GTRファルケンに0.291秒の差をつけポールポジションを獲得した。

4クラスは、1ポイント差でシリーズポイントを争っている #52 5 ZIGEN CIVIC #87ファルケン★パルサーの戦いとなったが、0.141の差で #87 が今期初の予選1位となった。

【決勝】

本大会は、400kmレースということで、燃費、タイヤなどの関係でピットイン回数を1回にするか2回にすか、各チーム作戦に苦慮するレースであった。

レースは、ポールポジションからスタートした #23 がそのまま1位をキープし #32、#1 日産アルティアGT-Rがつかず離れずついていくといった、まさに、各チームのさぐり合いで始まった。37LAP目に#32が#23を抜きトップに立つが、その差は、大きく開くことはなかった。結局、#32,#23,#1は1回ピット作戦をとり53〜55LAP目にピットインした。

各車ピットイン終了後、ピット作業を素早く済ませた#23が再度トップに立ち、これに#32,#1が続いた。さらに、予選前のフリー走行でエンジントラブルに見舞われ、予選に出走できず最後尾スタートとなり激しく追い上げていた #8 ダイシンアドバンGTR と #10 エンドレス アドバンGTRが続き、上位をGT-Rが独占する形となった。68LAP 目 #32 がコースアウト、コースに復帰はしたがブレーキ系にトラブルを抱えピットインを余儀なく され #11に続く6位に後退したが、91LAP目にはペースの上がらない #11 を捕らえ、再びGT-Rが1〜5位に並んだ。終了間際には、ガス欠症状がでた #1 が給油のためピットインしたが、結局、優勝 #23、以下 #8,#1,#10,#32と続き、上位をGT-Rが独占した。

4クラスでは、序盤は #87 がリードする展開であった。しかし、中盤に #54、#77のシビックに抜かれたが、 レース終了までしぶとく3位をキープし、表彰台に上がると共に、シリーズポイントランキングのトップに立った。